2008年05月15日

焼酎コラム №Ⅷ

 本格焼酎が出来るまで
蔵元さんによっては造り方や時間のかけ方に多小の違いがありますが
本格焼酎が出来上がるまでの基本的な工程をご紹介します。
1・麹造り
 蒸した米または麦に「麹菌」を植え付け、繁殖させたものが「麹」です
 「麹菌」により、米や麦のでんぷん質が小さくなり(糖化)「酵母」が栄養を食べやすく
 (酵母によるアルコール発酵)するための作業です。
2・一次仕込み
 タンクや甕などの容器に、麹と水、酵母を入れます。
 酵母が麹を食べてより元気な酵母へと成長させる為の作業です
 慎重な温度管理が必要です。こうして出来上がったものを「一次もろみ」とか「酒母」
 と呼んでいます。
3・二次仕込み
 元気いっぱいの酵母が多数生育された一次もろみに、主原料と水を加えます。
 この時、投入する主原料が米なら「米焼酎」、薩摩芋なら「芋焼酎」となるのです。
 酵母がどんどん主原料の栄養分を食べて、多くのアルコール分を生み出す工程です。
4・蒸留
 二時仕込みによって出来上がった「二次もろみ」を蒸留器へと移し、いよいよ蒸留です
 「本格焼酎」はこの工程を一回だけ実施します。もろみが熱せられて、水とアルコール分が
 気化し、さらに冷却されて液体となったものが、本格焼酎の原酒です。
5・貯蔵・熟成
 蒸留仕立ての原酒はまだまだ荒々しく、風味も安定していないので、暫らくの間静かに
 貯蔵します。ホーロータンクによる貯蔵の他に、甕や樫樽よる貯蔵も行われています。
 永い時間熟成されることで、味わいが円やかになって行きます。
6・商品化
 いよいよ商品化です。一般的に本格焼酎は数種の原酒をブレンドにより風味が高められ、
 酒質も一定するからです。さらに水を加えて(割り水)限定のアルコール度数にします。
 瓶詰めされて商品として店頭に並びます。


 







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