2008年05月27日

沖縄 琉球泡盛

   蒸留酒文化の始祖永い伝統を持つ琉球泡盛
 東シナ海に浮かぶ「沖縄」は独自の文化を育んできた、そのひとつが「琉球泡盛」
その始まりは500年以上も前の琉球王朝時代で、当時は東南アジアや中国と交易があり、
泡盛の原型はタイから伝わったといわれている、日本への焼酎の伝来ルートとして有力な説は、
琉球を経由して鹿児島へと伝わったというもので、 泡盛は日本の蒸留文化の始祖ともいえるのです。
 
 琉球泡盛は分類上「焼酎乙類」とされるが、その造り方は独特だで、伝統的にタイ米を使用し、
沖縄固有の黒麹菌で原料米を全て米麹とし、水、酵母菌を合わせて一度に仕込む
全麹仕込み)、又蒸留は常圧蒸留が主流で黒麹は多くのクエン酸を産み、
発酵段階でのもろみの腐敗を防いでくれる優れものなのです。(気温が高い沖縄は余計に
もろみの腐敗のリスクが高い)また全麹による1回仕込も、本土の本格焼酎が2回に分けて
仕込むのに比べてシンプルで、この仕込が黒麹の働きと同様もろみの腐敗を防ぎながらも
野趣溢れる素朴かつ貫禄ある泡盛独自の風味を生み出している、 
 
長期熟成による「古酒」も琉球泡盛の醍醐味だ全麹仕込みプラス蒸圧蒸留の濃醇な泡盛は
長期に亘り熟成することでよりふくよかで余韻のある旨みを奏でる、甕による貯蔵が多いが
瓶や、樫樽での貯蔵も見受けられるます。
平成7年に「地理的表示の産地指定」とされた、また県外出荷も順調に伸び
全国で琉球泡盛フアンの心をしっかり掴んでいる。

沖縄 琉球泡盛

     価格は720㎜瓶入り・・・1000円前後でリーズナブルな値段です!



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Posted by 猟師の酒屋 at 14:00 │Comments(2)今日の出来事
この記事へのコメント
琉球泡盛って度数が高そうですね
氷で割って飲みますか!  
Posted by 行司行司 at 2008年05月27日 15:28
お土産用の泡盛で度数高いのがありますが
この写真のはすべて25度で飲みやすくしてあります
甕仕込みの長期貯蔵の泡盛は臭みも無く美味しいですよね。
Posted by 猟師の酒屋 at 2008年06月06日 12:49
 
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